保険での検査料が3,000円〜5,000円かかり、保険財政圧迫の原因になる為、治療に必要な場合のみ行います。
@発熱・咽頭痛・鼻汁などがある場合は、新型コロナウィルス、インフルエンザウィルスの検査が保険適応になります。
A1歳未満で入院が必要と考える呼吸器疾患(発熱・咳嗽など)の場合は、RSウィルスの検査が保険適応になります。特効薬はなく、陽性の場合は抗生剤の処方ができません。
B6歳未満で肺炎を起こした場合は、ヒトメタニューモウィルスの検査が保険適応になります。特効薬はなく、陽性の場合は抗生剤の処方はできません。
Cマイコプラズマ、溶連菌などは治療薬がある為、疑わしい場合に保険適応になります。
Dアデノウィルスは「プール熱(咽頭結膜熱)」「はやり目(流行性角結膜炎)」などの原因で、特効薬はありません。一般に臨床症状だけで診断できます。診断できない場合に保険適応があります(医師の力量によります)。