2016年から当院においては6〜13歳未満のお子さまの接種回数は1回を推奨しています。

理由は上記のお子さんは1回接種と2回接種の効果の違いが大きくないためです。

ワクチン数に限りがある中1人でも多くのお子さんに接種をした方がインフルエンザの流行の予防には効果的と考えられるため、今年度の6〜13歳未満の接種は原則として1回接種といたします。

ただし、6〜13歳未満で生まれて始めてインフルエンザワクチンを接種する方は2回接種の方が勧められます。

また、新型コロナ感染症の流行の影響により過去2シーズンインフルエンザの流行がなかったため、インフルエンザに対する免疫力は全体として低下傾向の可能性があります。これまで何度かインフルエンザワクチンをされている方でも、ご心配な方は2回接種をおこなってもいいと思います。

6〜13歳未満の方で2回接種を希望される方は、インターネットでは予約を取ることができないため、1回目をご予約後お電話ください。

6歳未満児は1回接種では抗体獲得が十分とは言えないので(3歳未満は不十分)従来通り2回接種をおこないます。

なお、当院での接種に用いるワクチンは広く国内で流通しているワクチンを使用しています。
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