浅川小児科クリニック

2019年3月中旬から麻しんおたふくかぜ風しん混合ワクチン(メルク社・MMRU)を個人輸入して接種します。

@世界では広く接種されていますが、国内未承認なので、万が一の重い健康被害が生じた場合、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)法に基づく給付は受けることが出来ず、輸入業者による輸入ワクチン副作用救済制度による補償となります(輸入業者の保証制度で支払いを受けるためには民事訴訟で接種医に過失がないことの確定判決が必要です)。

A 厚生労働省で導入が検討された形跡があります(8ページ11〜13行目・10ページ28〜36行目・18ページ1〜3行目)。MMRUの効果や副反応(19ページ16〜19行目・20ページ16〜23行目・25ページ19行〜24行目)についても、確認して下さい。
10年以上前に国内ワクチンメーカーkmb(旧化血研)により臨床治験が終了し、製造販売承認申請が提出されていますが、承認されていません。

B本院が想定している主な対象者は、
・風しん5期の対象年齢(1962年4月2日〜1979年4月1日生まれ)の方で、忙しくて風しん抗体検査に行くことが困難な方
・1977年〜1990年生まれの方で、過去の妊娠時の検査で風しん抗体価が低いことを指摘された方(女性)とそのパートナー(男性)
・1991年以降生まれの方で、何らかの理由で、麻しん風しん混合ワクチン1期(1才児)2期(年長時)定期接種2回分を接種してこなかった方(男性・女性) あるいは約10年前にあった制度=麻しん風しん混合ワクチン3期(中3)4期(高3)定期接種を接種してこなかった方(男性・女性)
・医療、保育、介護の仕事をしている方、あるいは目指す方で、麻しん風しん含有ワクチンの2回接種が自分の過去の母子手帳などで確認できない方(男性・女性)
・ワクチン忌避の考えを持つ保護者が考え方が変わり、子供に接種させたいと考える保護者のこども
・東京オリンピックやインバウンドで世界中からお客さんが来るので、海外から持ち込まれる麻しんや風しんに備えたい方
・東京オリンピック、パラリンピックのボランティア登録をされた方
・流行が報道されている場所に旅行や出張の計画があり、感染が心配な方
いずれの場合も女性が接種を希望される場合、接種時妊娠していないこと、接種が最低2か月できれば3か月はきちんと避妊が必要です。熱を測ってからご来院ください。

C「麻しんおたふくかぜ風しん混合ワクチン」の項目から予約して下さい。料金は税込5400円です。2019年10月からは税込5500円の予定です。

D生後6か月から接種でき、接種可能な他ワクチンとの同時接種可です。生後6か月MMRU1本接種→1才で麻しん風しん混合ワクチン+おたふくかぜワクチン2本接種になります。
麻しん風しん混合ワクチン1期(1才児)・2期(年長学年児)の定期接種の対象児は、麻しん風しん混合ワクチンの接種です。

E個人輸入して接種する最大の理由は、麻しん風しん混合ワクチンの供給が厳しく、接種希望本数の確保が困難なためです。また3種類の接種が1本で済む(=1回痛いだけ)こと、経済的負担が麻しん風しん混合ワクチンの約2分の1という低コストも導入の理由です。

F上記のEから、麻しん風しん混合ワクチンが充分に供給されれば、MMRU接種の取りやめも検討します。しかし風しん5期(1962年4月2日〜1979年4月1日生まれで風しん抗体の低い男性への接種)定期接種制度が実施が予定されている期間(2019年2月〜2022年3月)は、供給が厳しいものと考えられます。

ご不明な点はスタッフ・院長に遠慮なくご質問下さい。
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