浅川小児科クリニック

フルミストの説明です。(2018年8月1日朝掲示開始)

・(この項目11月30日(金)昼書き込み)11月30日(金)にフルミストワクチン予約が一杯になりました。
既に予約を取られた方が体調不良などで変更される場合は、現在入っている予約をキャンセル後すぐに日程変更して頂かないと、キャンセル分の予約を別の方が取られる場合があるので注意して下さい。

・2回接種対象の方(=9才未満で、インフルエンザワクチンをそれまで1回も接種したことのない人、あるいはインフルエンザにかかったことのない人)は、27日以上あけて2回目の予約もお取り下さい。150本の輸入なので、2回接種の場合、2回目の予約が入らない場合があることをご了承下さい。
小6・中3・高3の受験生のみフルミストと国産インフルワクチンの同時接種可とします。フルミストの予約だけお取りいただければ、国産インフルワクチン予約は不要です。フルミスト接種来院時に、受付で国産ワクチン接種希望の旨をお申し出ください。料金は税込で7000円+3800円=10800円です。

・アメリカCDC(疾病コントロールセンター)は、2018年2月、2018/19シーズン(今年秋〜来年冬)のインフルエンザ予防接種に、フルミストを再推奨することを発表しました。インフルエンザに対する免疫の上昇についての小児の新しい臨床データを再検討した結果、有効性が認められたため、再推奨となりました。原文のURLです。https://www.cdc.gov/vaccines/acip/index.html
但し、実際の効果は次の流行シーズンが終わらないと証明することができないので、データとしては不十分との意見もあります。

・2016年6月、3シーズン連続でフルミストの予防効果が低下したデータが発表され、アメリカCDCは、『インフルエンザ予防にフルミストを使用すべきでない』という見解を出し、2017年も同様の発表がありました。

・一方、2016年7月、イギリスのPublic Health England(イングランド公衆衛生サービス・イギリス政府機関)は、2015/16シーズンのフルミストのインフルエンザ予防効果は十分あったと評価し、昨シーズンは接種の小学生の対象を拡大すると発表しました。またドイツ・フィンランドなどヨーロッパ諸国の公衆衛生当局もフルミストの予防効果を高く評価し、インフルエンザ予防に使用しています。

・アメリカ・イギリス・ヨーロッパ諸国での上記の事実を踏まえた上で接種を希望される患者さんに接種します。

・インフルエンザの生ワクチンです。日本では未承認ですが、アメリカでは2003年から、ヨーロッパでは2011年から認可され、発売され使用されています。日本では承認のための治験が終了しています。
本院では5年前から導入しました。5年連続毎年接種してインフルエンザに全く罹らなかったという方もいらっしゃいます。逆に接種したが罹ったという方もいらっしゃいます。本院では5年前25人、4年前50人、3年前100人、2年前120人、昨年140人の方に接種しました。

・アメリカのMedImmune社(アストラゼネカの子会社)が製造販売しています。

・注射による国産インフルエンザワクチンとの違いは以下です。
 @鼻にスプレーするワクチンなので、痛くない。
 A通常インフルエンザウイルスは鼻腔から侵入するので、その場所に直接免疫をつけるので発症予防効果高い。
 B生ワクチンで細胞性免疫も作るため、流行株とワクチン株が大きく異なっても、発症を軽症化する作用がある。
 C過去のデータですが、2才〜7才で特に効果が高く、発症予防効果80〜90%(国産ワクチンのこの年令での効果は35〜60%)、との海外報告があります。
 D有効期間が長い。翌年夏位までほぼ1シーズン丸々有効。
 E接種対象年齢は2才以上60才未満まで(国産ワクチンは生後6か月以上)。本院では2才以上高3生までとします。
 F接種回数は1回がほとんど。9才未満で、インフルエンザワクチンをそれまで接種したことのない人、あるいはインフルエンザにかかったことのない人は1ヶ月間隔で2回。(国産ワクチンは13才以上は1回、6ヶ月〜13才未満は2回)
 G重症の副作用の場合、未承認なので、日本医薬品医療機器総合機構の補償が無い。ワクチン輸入商社MONZENの補償はある。したがって、基本は自己責任での接種となります。

・おすすめの方は、持病のない方で、注射の痛みに敏感な人。未承認ワクチンでも抵抗のない人。不活化ワクチンを接種しても毎年インフルエンザにかかってしまう人。13才以上からは不活化ワクチンの方が効果が高くなってきますが、流行株とワクチン株が大きく異なった場合は、フルミストの方が効果が高くなりますので、受験生でインフルエンザへの備えをできるだけ高めておきたい人。

・接種できない人は以下の方です。年齢2才未満と60才以上の方。1年以内に喘息発作を起こした方。免疫不全患者や抗がん剤治療を受けている方、またそういう患者さんをケアや介護している方。心臓呼吸器肝臓糖尿病貧血神経系の病気をお持ちの方。アスピリンを服用している方。妊娠している方。重症の卵白アレルギー、ゼラチンアレルギー、ゲンタマイシンアレルギー、アルギニンアレルギーの方。接種時に風邪をひいていたり、ひどい鼻炎の方。

・副反応は、接種後3日〜7日で40%の方が鼻炎になります。鼻汁が40〜50%、のどの痛みが5〜10%、頭痛が3〜9%、発熱が10%、などとなっています。極めてまれに、ショック、ギランバレー症候群の報告がありますが、これは国産ワクチンと同様です。

・予約は、フルミストが入荷次第開始します。予約方法は、予約開始になると「フルミスト予約」の表示が、「健診」の下に現れます。表示が現れたら予約をお取り下さい。入荷時期は今のところ未定ですが、例年10月20日前後に入荷します。
2回接種対象の方(9才未満で、インフルエンザワクチンをそれまで接種したことのない人、あるいはインフルエンザにかかったことのない人)は、27日あけて2回目の予約もお取り下さい。予約可能年齢は2才〜高校3年までです。

・接種期間は、入荷(例年10月20日頃)〜フルミストの薬剤の有効期限中(例年1月中旬頃までの有効期間)です。今年は150本輸入します。フルミスト予約は、本院初診の方も予約可です。2回接種対象の方でも、予約が輸入予定本数に達すると、2回目予約が取れない場合があることをご了承下さい。
予約が輸入本数に達したら、キャンセルがない限り予約できません。キャンセル待ちのシステムはありませんので、予約が満杯後はこまめにアクセスして予約を試みていただくしかありません。

・料金は税込1回7000円です。

・小6・中3・高3の受験生のみフルミストと国産インフルワクチンの同時接種可とします。
今年は国産インフルワクチンは充分な本数が生産される見込みです。

・今年のフルミストに含まれるワクチン株は、例年と同じく、H1N1(2009)型+A香港型+B型山形株+B型ヴィクトリア株の4種類です。

・国産インフルエンザワクチンの情報は こちらを読んで下さい。

長々とお読み頂き、有難うございます。ご不明な点はスタッフ・院長に遠慮なくご質問下さい。
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